ドメインスペシフィックモデリングセミナー

先日の研究会に続き,Tolvanenさん@MetaCaseの講演参加してみました.

  • 開発者が開発するものの抽象度を上げないと生産性は上がらない.
  • 先に言語設計ありき.ACG設計は後から考えるべき.
  • 若干,通訳さんの知識を超える話が出ていた.さすがにenumとかしらないよね.
  • 生成物(既存ソースなど)ベースの概念抽出はあまり生産性は向上しない.ドメインの専門家による概念抽出が望ましい.
  • 既存ソースなどからの自動リバースモデリングはみんな興味がある.
  • 異なるモデルを連携させる際には,下記の2パターンのいずれか.
    • 1. 【変換】変換マップを記述し,変換する.
    • 2. 【統合】共通のメタモデルを用意する.
    • 複数の会社をまたぐ場合や異なるドメインのモデルを連携させる際には,変換をおこなうことが多く,自社内など閉じている場合には,統合を利用することが多い.
  • MetaEdit+ に関して
    • 基本コンセプトはCソースからアセンブラに変換するように,モデルからソースを生成するための道具
    • ミキシングマシンの例,一昨日に続き2度目.
      • このくらいならデモできる気がしてきた.
      • 確か,富士設備のサイトにハンズオン資料あったな.
      • というか,サンプルとしてあるとのこと.
    • フローとかはともかく基本テンプレートベースのACG.
    • ACGの動的デバッグ可能.
    • すでに存在するメタモデルとしては,UML,EAST-ADLの古いもの,AUTOSARの簡単なものくらい.SysMLやEAST-ADLの最新のものなどはない.自分で作る.
      • メタモデル作ったら,他の企業に売れないかな.もしくはMetaCaseが買ってくれないかな.
    • モデル(メタモデルもかな)のDiffをとる術は,1.モデルをリスト化してDiff.2.xmlでエクスポートしたものでDiff