"オブジェクト指向方法論OMT"
- MDA/MBDに関して基本概念を知りたかった.
- というわけで,UMLスリーアミーゴスの一人,ジェームズ・ランボーの本を読んでみた.
- 500ページ近くの大ボリュームの本.中身もずっしり.
- 前半が概念の説明,後半が具体的なやり方などの説明
- 教科書としても使える,丁寧に書かれた良い本
- ただしOMTとUMLは若干異なる.
以下は内容メモ
- OMTの視点としては,オブジェクトモデル・動的モデル・機能モデルの3つ.
- OMTの開発サイクルとしては,分析・設計・実装を繰り返す.
- 継承の階層は2-3階層なら問題ないが10階層なら深すぎる.5-6階層が深すぎるか否かの境界.
- 事象と状態は互いに双対の関係
- オブジェクト間の本質的な相違はオブジェクトモデルのモデルを分けることで表現し,時間的相違は動的モデルの異なる状態としてモデル化する.
- データフロー図(DFD)は機能モデルの一つ.
- オブジェクトモデル,動的モデル,機能モデルの順に構築する.